ナースコールシステムとは実際にはどのようなものなのか?ナースコールシステムの概要について説明します。
広告
広告
入院患者からの緊急呼出に対応
ナースコールシステムは病院や介護施設等の病室や、浴室、トイレ等、各所に設置されたナースコール呼出ボタン(ナースコール子機)を押すことで、ナースステーション(看護婦詰所)に設置されているナースコール表示機(ナースコール親機)を呼び出すことができる、緊急時の呼出システムを指します。
ナースコール表示機(ナースコール親機)には各所のナースコール呼出ボタン(ナースコール子機)が設置されている場所の名称が盤面に表示されており、ランプ状態でナースコールの呼出元がひと目で確認できるようになっています。備え付けのハンドセット(受話器)でナースコール呼出に応答することができます。
階ごとにナースコール親機を設置
ナースコール表示機(ナースコール親機)は小規模な建物であれば、1つだけ設置するだけで事足りますが、大きな建物になると、1つのナースコール表示機(ナースコール親機)だけでは不十分なので、通常は階ごとに1つずつナースコール表示機(ナースコール親機)を設置します。
ナースコール連動をするには
ビジネスフォン(ビジネスホン)・PBX(電話交換機)とナースコールシステムを接続するためには、ナースコールシステム側と、ビジネスフォン(ビジネスホン)・PBX(電話交換機)側の双方に別途インタフェースを用意する必要があります。
ナースコールシステム側では、ビジネスフォン(ビジネスホン)・PBX(電話交換機)とナースコール表示機の間にナースコール制御機が必要となります。
ビジネスフォン(ビジネスホン)・PBX(電話交換機)側では、ナースコールに接続可能はBRIインタフェース(S点での接続)と、ナースコール連動ライセンス(製造メーカーにより異なります)が必要となります。
ナースコール制御機(ナースコールシステム側)とBRIインタフェース(ビジネスフォン・PBX側)を接続することで、ナースコールシステムとビジネスフォン・PBXをナースコール連動させることが可能となります。
ナースコール制御機の台数に応じてビジネスフォン・PBX側ではBRIインタフェースが必要となります。(システムの最大容量に制限があるので注意が必要です。)
アナログナースコールとデジタルナースコール
ナースコールシステムには2種類のインタフェースが存在します。
古くから存在するのがアナログインタフェースのナースコールシステム(アナログナースコール)です。
現在主流となっているのがデジタルインタフェースのナースコールシステム(デジタルナースコール)です。
動作内容はほぼ同様となっているのですが、アナログナースコールはデジタルナースコール(デジタル信号で情報をやりとり)と違いアナログ信号で情報のやりとりを行うので、以下の点で注意が必要です。
- ナースコール子機からナースコール呼出を行った際に、PHSの液晶画面に表示される名称の編集ができない
- アナログインタフェース対応のビジネスフォン・PBXが現在ではほとんど存在しないので、別途アナログ-デジタル変換装置が必要となる(ナースコール制御機が兼用している)
呼出の名称はPHS子機の短縮機能を使用するか、ナースコール側のROM情報を事前に書き換えることで解消されることもありますが、デジタルナースコールのように自由に編集することは難しいです。(別途費用がかかります。)
