アナログ回線でのダイヤルインについて説明します。
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アナログダイヤルインの動作概要
アナログ回線でのダイヤルイン(アナログダイヤルイン)は、図のような流れで動作を行います。
かけてきた相手からのダイヤルイン着信をまず最初にビジネスフォン(ビジネスホン)主装置、もしくはPBX(電話交換機)が受信します。
相手からの呼出信号を受信したビジネスフォン(またはPBX)は1次応答信号を網側に返します。
1次応答信号を受け取った網側は、ダイヤルした電話番号に応じた内線指定番号(ダイヤルした電話番号の下4桁もしくは下3桁の番号)を着信先に送出します。
内線指定番号を受信したビジネスフォン(またはPBX)は、内線指定受信完了信号を網側に送出します。
網側に内線指定受信完了信号を送出後、受信した番号に応じた着信先へ着信動作を行います。
着信先の内線電話機が着信に応答すると、ビジネスフォン(またはPBX)は網側に2次応答信号を送出し、応答した内線電話機とかけてきた相手との通話状態になります。
このように、ダイヤルイン着信では、受信した内線指定番号(電話番号の下4桁もしくは下3桁)に応じて、ビジネスフォン(またはPBX)があらかじめ設定されている着信先に着信動作を行います。
【関連項目】
PB回線(プッシュ回線)での契約が必要
アナログダイヤルインは内線指定番号を受信するときに、PB信号(プッシュ信号)のやりとりを行うので、必ずPB回線(プッシュ回線)での契約が必要となります。
また、ビジネスフォン(ビジネスホン)主装置、もしくはPBX(電話交換機)にはPB信号を受信するための回路(PBR:PBレシーバー)が必要となります。(ほとんどの場合、2ch~4ch分のPBRが初期実装されています。)
着信に時間がかかる
アナログダイヤルインは、通常の電話回線と違い、着信までに行う動作ステップが多いので、着信に少し時間がかかります。
障害切替時には制御線が必要
ダイヤルイン契約をしている電話回線は、どの回線を経由して着信してくるのか確定していません。
停電時や障害時に電話機に直結して動作させるためには、ダイヤルイン機能を網側で停止させて、通常の電話回線の状態に戻さなければ、正常に着信することができません。
そのためには着信専用(IC)契約をしている制御用の電話回線を別途契約しておく必要があります。
停電時や障害時にはこの制御用の電話回線から網側に制御信号(アース)を送ることで、ダイヤルイン機能が停止され、通常の電話回線へと切り替わります。
平常時の着信先
ビジネスフォン(ビジネスホン)主装置、もしくはPBX(電話交換機)電源OFF時の着信先
